水戸市は、ブリッジウェル(東京都江東区、石橋真彦代表取締役社長)と、スポットAI『ToyTalk』の活用に関する連携協定を2026年7月21日に締結した。観光、イベント、窓口案内、子育て、福祉など幅広い行政分野でスポットAIを活用し、行政業務の効率化や市民サービスの向上、地域の魅力発信につなげる。
水戸市では、梅まつりやあじさいまつり、水戸黄門まつりなど、年間を通じて多くの観光客が訪れるイベントを開催している。大規模イベントの開催時にはアクセスや駐車場、開花状況などに関する問い合わせが一時的に集中する一方、天候や交通状況に応じた情報の随時更新も必要となり、限られた職員での対応に課題を抱えていた。
こうした課題を受け、水戸市は2026年2月の水戸の梅まつりでToyTalkを活用したAIガイドを導入。来場者はスマートフォンからQRコードやURLでアクセスし、開花状況やイベント情報、会場へのアクセスなどを音声またはテキストで質問できる。その後、水戸のあじさいまつりでも継続的に運用し、活用実績と観光案内業務との親和性が確認されたことから、今回の連携協定締結に至った。
協定に基づく取り組みの一環として、第66回水戸黄門まつりでもToyTalkを活用したAIガイドの提供を開始。花火大会の開催情報や周辺アクセス、駐車場、本祭のイベント内容、交通規制、見どころなどを案内する。専用アプリは不要で、まつりをイメージしたオリジナルキャラクターを採用し、会話形式で必要な情報を確認できるようにした。
水戸市は今後、観光分野で蓄積したノウハウを生かし、窓口や子育て、福祉など各分野でのスポットAI活用を検討するとともに、利用状況や会話内容を踏まえた案内情報の改善を進める方針だ。
2026年07月24日 16時40分 公開
2026年07月24日 16時40分 更新