奈良市、つながりAI の24時間対応AI相談サービスを導入

奈良市は、つながりAI(東京都港区、駒崎弘樹代表取締役)の生成AIを活用した相談支援サービスを導入した。9月1日から、市内在住・在勤・在学者を対象に、「女性問題相談AI活用支援サービス」の運用を開始する。LINEを通じて24時間365日利用できる相談窓口を新設し、相談機会の拡充と支援機関への円滑な接続を図る。なお、相談者の性別は問わない。

 

同市ではこれまで、DVや性暴力、生活困窮、社会的孤立などに関する相談を電話や面談で受け付けてきたが、相談時間や心理的ハードルが課題となっていた。新サービスでは、生成AIが相談者に寄り添いながら悩みや状況の整理を支援し、相談の入り口として機能する。

 

AIは相談内容を分析し、自殺念慮やDV、虐待など緊急性の高い事案を検知した場合には担当者へアラートを通知する。さらに、相談者が希望した場合や有人対応が必要と判断した場合には、対話履歴を引き継いだまま奈良市の相談員へエスカレーションする。これにより、相談者が同じ内容を繰り返し説明する負担を軽減する。

 

自傷・他害などの高リスクな内容には適切な制止や専門機関への案内を行うガードレールを設けるとともに、相談データの暗号化や国内保管など情報セキュリティにも配慮する。24時間対応のAIと有人相談を組み合わせることで、潜在的な支援ニーズの早期把握と継続的な相談支援体制の構築を目指す。

2026年07月14日 17時58分 公開

2026年07月14日 17時58分 更新

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