コールセンター/CRM市場 2025年重大ニュース

2026年2月号 <特集>

特集

コールセンター/CRM市場 2025年重大ニュース

「自動化」と「人」の課題が山積──
期待と不安に揺れたAIエージェント“元年”

2025年のコンタクトセンター/CRM市場は、「自動化」というキーワードが席巻した。AIエージェント化を見据え、チャットボット/ボイスボットの導入が進み、生成AI活用が浸透しつつある。顧客対応業務の自動化は労働集約型からの脱却を意味する。柔軟なスケールインが可能なクラウドの需要が増し、BPOはITビジネスへの転換を急ぐ。編集部が選定した7つの重大ニュースで、2025年を振り返る。

 2025年のコールセンター/CRM市場でもっとも注目を浴びたのは「AIエージェント」だ。

 チャットボット/ボイスボットの普及が進み、顧客対応業務の自動化が実運用化するなか、次のステップとしてAIエージェント化を見据える向きは強い。

 絵はすでに描かれているものの、その歩みは遅い。課題となっているのは、システム連携とオペレーション設計のリソース不足だ。データが複数のシステムにサイロ化され、一貫性のないフォーマットで存在する場合、それらを統合・クレンジングしてAIが利用できる状態にする作業は、時間とコストがかかる。

 コンタクトセンターは、労働集約型から脱却し、AI活用に伴う規模の縮小が進みつつあるが、その道のりはまだ遠い。過渡期である現在、カスハラ対策や採用コストの高騰、BCP対策など現場の課題も悩みの種だ。

 は、編集部が選定した「2025年のコールセンター/CRM市場重大ニュース」だ。

 「AIで変わる未来」と「運営課題」が同時進行した2025年。2026年は、いよいよ具体的な“設計と実装”フェーズに入る必要がある。

図 2025年コールセンター/CRM市場重大ニュース
図 2025年コールセンター/CRM市場重大ニュース
NEWS 1
生成AIの「民主化」進むも
AIエージェント普及は道半ば
NEWS 2
用途は「生産性向上」が中心!?
期待は高いが慎重な“生成AI活用”
NEWS 3
AIエージェントが促す
CRM市場のクラウドシフト
NEWS 4
条例・法改正で「カスハラ対策」本格化
現場運用が焦点
NEWS 5
採用時時給の全国平均は1500円台に
人材難で進むオペレータの正社員化
NEWS 6
転換期迎えたコールセンター誘致
運営は「量の確保」から「適合性」へ
NEWS 7
コロナ特需の反動収まらず
BPO市場上位6社がマイナス成長
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2026年01月20日 00時00分 公開

2026年01月20日 00時00分 更新

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