コラム
第1回新連載
「話している時に喉が痛いんです」「長時間話すとなんだか喉が痛くなります」
これらは、よくご相談を受ける声のお悩みです。
しかし、本来は話していて喉が痛くなるということ自体が、実はおかしな話なのです。
風邪やウイルス感染、病気でない限り、「発声法・声の出し方が間違っている!」──これが、原因です。
声の元である声帯の使いすぎ、と言われることもありますが、正しい声の出し方をしていれば、声帯の使いすぎで喉を痛めることはありません。
電話応対やコールセンターの研修も含め4万人の声の指導をしてきましたが、喉を痛める方はほぼ100%の確率で腹式発声、正しい声の出し方ができていません。
現に私は、1日90分の研修を3本行っても、1日に20人のマンツーマンボイストレーニングをしても、喉が痛くなることはありません。とにかくお腹がすいて、カロリー消費をするだけ。もはや、“話すだけダイエット”という感じです。
会員限定2025年02月20日 00時00分 公開
2025年02月20日 00時00分 更新