NTTテクノクロス(東京都港区、岡 敦子代表取締役社長)は、コールセンターAIソリューション『ForeSight Voice Mining(以下FSVM)』にNTT独自のLLM(大規模言語モデル)『tsuzumi』を活用。コールセンター業務プロセスの品質向上及び効率化を推進する。
FSVMは、音声認識技術や感情分析技術、日本語解析技術を活用したソリューション。通話内容をリアルタイムにテキスト化し、内容に応じたトークスクリプトやFAQを表示する。
tsuzumiは、NTTの研究所が独自に研究開発しているLLMで日本語の処理性能に優れている。また、パラメータサイズが軽量なため、特定の業種や業務に特化したチューニングを柔軟に行えることを特徴とする。日本語と英語に対応。
今回、FSVMにtsuzumiを活用することにより、通話要約機能の高度化を図る。具体的には、保険や金融をはじめとする特定業種における業界用語や企業特有の語彙や言い回しなど、専門性の高い内容の要約の自動生成を実現する。また、tsuzumiの軽量性を活かし、ローカル環境で通話要約の言語モデルを運用することにより、情報セキュリティの確保が可能。
2024年01月31日 18時11分 公開
2023年11月14日 15時00分 更新