日立健康保険組合、LINE活用の検診受付サービスを開始

日立健康保険組合(東京都千代田区、田中憲一理事長)は2022年10月、保険加入者の検診受診率を高めることを目的に、LINE公式アカウントを開設した。導入したツールは、モビルス(東京都港区、石井智宏代表取締役社長)が提供するチャットソリューション「MOBI AGENT」およびチャットボット「MOBI BOT」のほか、加入者情報の紐づけ・確認に活用するチャットセキュリティソリューション「Secure Path」、LINEセグメント配信サービス「MOBI CAST」の4種類。

同組合は、従来から保険加入者に検診受診を推奨するため、ダイレクトメールやアウトバウンドコールで、加入者本人およびその家族に、公式ポータルサイトの加入を促してきた。しかし、認証の際に必要なパスワードの郵送に時間を要するなど課題もあり、登録者数が伸び悩んでいた。

LINE公式アカウントでは、検診予約問い合わせ対応が可能(有人対応時間は、平日9時~18時)。サービス概要は図1の通り。Secure Pathの活用によって、加入者は、認証フォーム上に個人情報を入力することで資格情報を確認可能(図2)。また、検診予約後の検査キット送付に伴うやり取りも、LINE上で実施できる(図3)。



図1 日立健康保険組合LINE公式アカウントのサービス概要図



図2 資格確認時のLINE画面例



図3 検診予約時のLINE画面例
 

2024年01月31日 18時11分 公開

2022年12月19日 16時52分 更新

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