USEN、BGMがオペレータに与える効果を公開

USEN-NEXT HOLDINGSグループのUSEN(東京都品川区、田村公正代表取締役社長)は、BGMがオペレータに与える効果に関する共同研究結果を公開した。同社と研究を実施したのは、トランスコスモス(東京都豊島区、奥田昌孝代表取締役社長兼COO)、大妻女子大学。

トランスコスモスに勤務するオペレータ計270人を3つのグループに分け、2021年1月~4月の期間中、3回に分けて調査を実施。執務室やリフレッシュルームなど、部屋を分けて“鎮静的”“覚醒的”“鎮静的と覚醒的をミックス”したBGMを流した。

その結果、好きなタイプのBGMが流れるほど、怒りや抑うつが低くなり、就業する部屋への印象が変化することが分かった。また、就業を継続する意思が高くなるとの結果も出た。

同大の尾久裕紀教授らは調査結果について、「相対的に女性の方が多い職場であるコールセンターにとって、良い結果だと考えられる。また、覚醒的BGM だけを流すよりも鎮静的BGM や、ミックスしたBGM において、ストレス低減、パフォーマンスの向上との関連が見出されたことは、コールセンター内でどのようなBGM を採用することが望ましいのかを考えるヒントになる」としている。

2024年01月31日 18時11分 公開

2022年02月16日 17時54分 更新

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