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プレイド、CXプラットフォーム「KARTE」とunerryの「Beacon Bank」を連携

プレイド(東京都中央区、倉橋健太代表取締役CEO)は2022年1月、同社が開発するCXプラットフォーム「KARTE」と、unerry(東京都港区、内山英俊代表取締役CEO)が開発したリアルでの顧客行動データ解析プラットフォーム「Beacon Bank」とのプロダクト連携を開始した。

KARTEは2015年3月に提供を開始したCXプラットフォームで、自社のサイトやアプリの訪問者の行動データをリアルタイムに解析し、個々の顧客に合わせた商品・サービス情報の提案やCX(顧客体験)を設計できる。

一方、Beacon Bankはリアルな顧客行動データ解析プラットフォームで、月間200億件以上の位置情報・購買情報を独自IoTセンサーによってデータ化し、リテール企業の売上向上のための販促支援やスマートシティ・MaaSに向けた人流・混雑解析、行動レコメンドなどのデータを解析できる。

KARTEとBeacon Bankを連携することで、両プラットフォーム同士でのリアルタイムのデータ連携が可能になる。また、顧客データ蓄積・活用プラットフォーム「KARTE Datahub」とのデータ連携により、アプリ外の顧客企業の保有データのほか、unerryが保有する人流データを組み合わせたマーケティング施策を実現できる。

両プラットフォームの開発基盤はともにGoogle Cloud。共通基盤で運用することで、拡張性の高い安定した連携ソリューションを提供する考えだ。

今回のプロダクト連携によって、オンラインとオフラインのデータをリアルタイムに連携・解析し、今後リテール分野およびスマートシティ分野での顧客体験向上の実現を目指す。

2024年01月31日 18時11分 公開

2022年02月07日 15時35分 更新

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