2022年3月号 <1日3分のストレスをやわらげるイスヨガ>

イスヨガ

<著者プロフィール>
かわむらクリニック院長
AKヨガ代表
医学博士。日本東洋医学会専門医。
AK Yoga Webクラス開講中。
詳細はAKヨガHP
URL:https://www.akyoga-method.com/

下肢の疲れや不調を改善

川村 明

椅子に長く座ると、下肢の外側と内側のバランスが崩れて股関節から足首までの不調が起こりやすくなります。今回は、イスに腰掛けてできる下肢の疲れや不調を改善するヨガストレッチ。下肢の外側を伸ばして、股関節やひざや足首の不調を改善してリフレッシュしましょう。

イス下肢のばし[A]

(1)イスに浅く腰掛け、片足首を反対のひざの上にのせます
(2)次に、のせた足首とひざを両手で軽く押さえて5秒間キープします
(3)反対側も同様に

イスを使った下肢の外側を伸ばすポーズです。

イス下肢のばし[A]

イス下肢のばし[B]

(1)「イス下肢のばし[A]」をした後に、ひざをさらに押さえてながら背中を伸ばして5秒キープします
(2)反対側も同様に

さらに、下肢の外側が伸びて、リンパや血液の流れが良くなります。さらに背中を伸ばして姿勢を改善します。ただし、ひざや股関節や腰に負担がかかりやすいので注意して下さい。

イス下肢のばし[B]

イス下肢のばし[C]

(1)「イス下肢のばし[A]」「イス下肢のばし[B]」をした後に、足首を股関節に引き寄せ両手で押さえて5秒キープします
(2)反対側も同様に

下肢の外側がさらに伸び、リンパの流れや血行がよくなり下肢の疲れや不調が改善されます。

イス下肢のばし[C]

できるところまででいいので、トライしてみてください。ただし、足首、ひざ、股関節、腰、首、肩に不調がある方は、無理をしないように。
以上のポーズをすることで、下半身のリンパや血行が改善し、むくみなどの不調が改善されます。

2024年01月31日 18時11分 公開

2022年02月20日 00時00分 更新

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