2021年5月号 <サービスのプロに聞く>

海保 麻里子 さん

<コーナー解説>
店舗など、コールセンター以外を含めた接客やサービスのプロにその心構えやノウハウを聞きます。

「あなたに似合う色」を提案します!
納得感と自信をもたらす“肯定”の話術

パーソナルビューティーカラー研究所
サロン・ド・ルミエール
代表取締役
エグゼクティブビューティーカラーアナリスト
海保 麻里子 さん

Profile

青山学院大学卒業後、銀座の百貨店で婦人服のバイイングや接客販売を経験。パーソナルカラーアナリストとして開業後、東京・南青山にサロンを開設。コンサルタント業務に加え、有名ブランド各社との提携イベントや、百貨店・ファッション企業での社員研修も担当。また、日本パーソナルカラー協会認定講師として大手専門学校においても多様な講師経験を持つ。

 例えば春らしい、明るいコーラルピンクのニット。「接客の際、同じ色なのに似合う人と似合わない人がいることを不思議に思っていました」と、パーソナルビューティーカラー研究所 サロン・ド・ルミエールの海保麻里子さんは、百貨店社員時代の経験を語る。試着した体験が、「好みの色が自分の肌の色には合わない」というネガティブなものではなく、「今まで気が付かなかったけど、自分を素敵に見せてくれる色を見つけた」と、今よりも綺麗な自分になってもらうことが海保さんの狙いだ。

 「可愛く見えないのは肌色のせいじゃなくて、お召物の色のせいです」と海保さんは言い切る。これは診断という“体験”自体を楽しく、かつ自信を持ってもらうための、肯定の話術のひとつ。さらに、「綺麗ですよ」というお世辞のような言葉ではなく、「肌色がイキイキしていますね」「小顔に見えますね」など、具体的に褒めることがポイントだと海保さんは秘訣を語り始めた。