2020年5月号 <第2特集>

第2特集扉

緊急アンケート!
新型コロナウイルス感染症拡大
『コールセンターのBCP』実態調査

「3密」環境下でどこまでできる?!
現実味帯びる“在宅”の選択肢

いまや全世界の脅威となりつつある新型コロナウイルス感染症。密接・密集・密閉──3密の条件をすべて備えるコールセンターでの感染拡大は、カスタマーサービスに携わるもの、すべての懸念事項となっている。コールセンタージャパン編集部では、新型コロナウイルス対策に関する緊急アンケートを実施。“センター閉鎖”すら念頭に置いて運営を続ける企業の実態が浮き彫りになった。

 2019年末に中国武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症は、またたく間に周辺諸国に拡大した。韓国ではコールセンターでクラスター(集団感染)が発生。いわゆる「3密:密接・密集・密閉」の条件が揃っているコールセンターでの感染拡大は、日本国内でも懸念が高まっていた。

 2020年2月下旬、某証券会社のコールセンター(岐阜市)で従業員の感染を確認。これを端緒に、外資系保険会社(神戸市)、大手テレマーケティング会社(大阪市)、大手携帯電話キャリア(東京都中野区)などのセンターでも相次いで感染が判明したことから、懸念は現実のものとなりつつある。

 そこでコールセンタージャパン編集部では、新型コロナウイルス感染症の拡大について、コールセンターでどのような対策を取っているか、緊急アンケートを実施。3月16日から3月31日までの調査期間で、インハウス企業67社、アウトソーサー24社の回答を得た。

図1 本社および管理部門で実施した施策(複数回答あり)

図1 本社および管理部門で実施した施策(複数回答あり)

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図2 コールセンターで実施した施策(複数回答あり)

図2 コールセンターで実施した施策(複数回答あり)

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2024年01月31日 18時11分 公開

2020年04月20日 00時00分 更新

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