2020年3月号 <サービスのプロに聞く>

大迫 秀樹 さん

<コーナー解説>
店舗など、コールセンター以外を含めた接客やサービスのプロにその心構えやノウハウを聞きます。

“売るだけ”が接客ではない
「生涯顧客」の作り方

REGAL TOKYO
大迫 秀樹 さん

Profile

紳士服の販売員の経験から、靴の専門店のコンシェルジュを志し、2004年に「ニッカ(現リーガルリテール)」に入社。リーガルシューズ数店舗で接客を経験し、2016年にフラッグシップショップである「REGAL TOKYO」に異動。

 大迫秀樹さんは、「靴のコンシュルジュ」だ。国内外のブランドがひしめきあう銀座にたたずむ「REGAL TOKYO」で働いている。この店舗は、リーガルシューズの中でも特別な位置づけのフラッグシップショップだ。既製品はもちろん、店舗限定のオリジナル商品、とくにオーダーメイド技術を取り入れた靴が販売されている。

 「今、履いている靴が履きづらい」という悩みに対して、大迫さんは“売るための接客”をしない。「紐の結び方ひとつで変わりますよ」とアドバイスをするだけで接客を終えることもある。「私にとって靴の販売は、お客様のお悩みを解決するためのひとつの手段に過ぎません」と大迫さんは言い切る。

 “靴”を通じて、顧客といかに向き合っているのか大迫さんに聞いた。