noco(東京都中央区、堀辺 憲代表取締役)はAIカスタマーサポートシステム『ヘルプドッグ』向けに『ヘルプドッグ MCPサーバー』を2027年上期にリリースする。ClaudeやChatGPTなどのAIツールとの会話から、同システムを直接操作できるようにするものだ。スタンダードプランとビジネスプランの利用企業が対象となる。

AIツールから業務システムを操作するには、従来はAPI連携の開発が必要で、現場担当者が自ら接続して運用に組み込むのは難しかった。一方、AIツールと外部サービスをつなぐ規格MCP(Model Context Protocol)の公開により、サービス側がツールごとに個別開発をしなくても接続できるようになった。nocoはカスタマーサポートでもAIツールを起点とした運用が広がるとみて、提供を決めた。
新サービスはリモートMCPサーバーとして提供され、Claude Desktop、Claude Code、ChatGPTなどから接続できる。プログラムの開発は不要で、AIツール側に接続先を登録すれば、会話を通じて『ヘルプドッグ』を操作できる仕組みだ。
提供当初は、FAQサイトの記事とカテゴリに関する操作に対応する。問い合わせ内容をもとにしたFAQ記事の新規作成や、仕様・サービス内容の変更に応じた既存記事の見直し、複数のFAQサイトへの反映といった作業を、管理画面を開かずにAIツールとのやり取りだけで進められる。
対応範囲は今後順次広げ、フォームやAIチャットボット、メール問い合わせ管理、分析レポートなども、AIツールから扱えるようにする。FAQの整備から対応履歴の分析までを会話で進められる環境を整え、担当者が顧客対応そのものに時間を充てられるようにする考えだ。
2026年10月30日 12時41分 公開
2026年10月30日 12時41分 更新