ユームテクノロジージャパン、『UMU AIロープレ』に技能コード『Skill-ID』を組み込み

ユームテクノロジージャパン(東京都新宿区、松田 しゅう平代表取締役)は、K&Iパートナーズ(東京都世田谷区、石川 かおる代表取締役 商品開発責任者)と業務提携した。顧客対応の技能を体系化した共通コード『Skill-ID』と、AI活用学習プラットフォーム『UMU』の『UMU AIロープレ』を組み合わせ、セールスやカスタマーサポート、コールセンター、ヘルプデスク向けに実践型トレーニングを提供する。

『Skill-ID』は、K&Iパートナーズが一般社団法人CSスペシャリスト検定協会の委託で設計・開発を支援してきた「顧客電話対応能力検定」の過程で生まれた。厚生労働省の検定設計手法に基づき、電話応対の職務工程ごとに必要な技能を抽出し、その定義と要点を整理している。同検定は現在、厚生労働省の団体等検定制度への認定を申請中だ。

提携の背景には、品質評価が点数の提示で終わり、技能の改善や教育に結び付きにくいという現場の課題がある。優れた応対ほどベテランの経験や判断に依存し、何をどの順序で実践すべきかを示しにくい。加えて2026年10月1日にはカスタマーハラスメント対策が事業主の義務となり、難しい場面を想定した練習の必要性も増している。

新たな仕組みでは、まず『Skill-ID』で対話に必要な技能と使用順序を明確にする。評価は技能の使用状況に加え、顧客の反応や状態の変化を根拠に行うため、不足している技能や改善すべき対話の進め方を具体的に把握できる。そこで見えた課題を『UMU AIロープレ』での反復練習に直結させ、評価から練習、再評価までを一体で回す。熟練指導者の専門知を、個人の経験に依存しない技能教育へ広げる狙いだ。

想定する利用先は、金融、製造、インフラなど幅広い業種の顧客対応部門やインサイドセールス部門。提携に合わせ、該当部門を持つ企業5社を対象に2週間の無償トライアルを実施する。

2026年10月27日 13時38分 公開

2026年10月27日 13時38分 更新

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