購入体験プラットフォーム『Recustomer』を運営するRecustomer(東京都中央区、柴田康弘・辻野翔大代表取締役)は、シンガポール発のグローバル物流プラットフォーム『TracX Logis』を運営するTracX Logis Pte. Ltd.(シンガポール)とのAPI連携を開始した。EC事業者が海外顧客からの返品に対応する業務の自動化を図る。
越境ECや海外向けEC市場の拡大に伴い、EC事業者が海外顧客からの返品に対応する機会は増えている。しかし、返品時には国際配送の手配や現地物流との調整、通関手続きが必要となり、これらの煩雑な手続きがEC事業者と購入者の双方にとって負担となっていた。
今回の連携では、『SmartShip』のAPIを通じ、シンガポールの購入者による返品を『Recustomer』の返品フロー内で完結できるようにした。購入者は、希望日を指定して自宅から返品商品を引き渡せる集荷サービスのほか、シンガポール全土1000か所以上に設置されたPick Networkのスマートロッカーへ商品を持ち込むだけで返送できる仕組みを利用できる。ロッカーは24時間利用でき、FedExなど大手物流企業も採用している。
これらの返送方法は多言語対応の返品申請画面から選択でき、EC事業者側で個別に海外キャリアと調整する必要はない。返品対応の工数削減とあわせ、海外顧客の返品体験向上を通じた顧客満足度の改善が見込まれる。
Recustomerは、配送追跡やキャンセル対応など既存機能の多言語・多通貨対応を2025年11月に完了しており、今回の連携により購入後の体験を海外顧客にも一気通貫で提供できる体制を整えたとしている。
2026年07月21日 12時55分 公開
2026年07月21日 12時55分 更新