鹿児島市は4月1日から、企業誘致に関する市への視察費用の補助を開始した。
「現地視察及び立地環境調査補助金」として、1社当たり10万円(1回限り、最大2人まで)を限度に補助金を支給するほか、市職員による現地視察のサポートも行う。
対象となるのは、情報通信業関連(ソフトウェア業・情報処理サービス業・情報提供サービス業・インターネット付随サービス業)、研究開発施設、コンテンツ制作業・デザイン業・機械設計業、コールセンター、事務処理センター、本社機能、製造業。
コールセンターは、インバウンドコール(受電業務)のみに限る。また、対象業種の業歴3年以上が必要。
対象要件は、
1) 鹿児島市への進出を検討している鹿児島県外の企業
2) 鹿児島県内に本社、事業所を設置していないこと
3) 立地協定の対象となる事業所の設置を検討していること
4) 企業立地促進補助金の交付要件を満たす事業を計画(新規雇用者数3~30人以上 ※業種による)していること
同課は、「実際に鹿児島市を視察してもらい、進出の足掛かりにしてほしいと補助制度を開始した。視察では教育機関やオフィスビルへのアテンドをはじめ、企業の要望に応じて、できる限りのサポートをしたい」と意欲を見せる。
補助制度についての詳細はこちらから確認を。問い合わせ先は、産業局産業振興部産業創出課(099・216・1314)。
2024年04月03日 15時30分 公開
2024年04月03日 15時30分 更新