IT

セールスフォース・ジャパン、研修用プラットフォーム「Sales Employment」内の一部を無償提供

セールスフォース・ジャパン(東京都千代田区、小出 伸一代表取締役会長兼社長)は2022年7月20日、同社が開発・提供する研修用プラットフォーム「Sales Enablement(旧myTrailhead)」内で、営業スキル強化に向けた社員育成のための学習コンテンツを無償提供することを発表した。

Sales Enablementは、従業員オンボーディングの強化、Salesforceユーザーの定着化、生産性の向上および企業文化の醸成を図る学習プラットフォーム(製品)。同製品は、顧客企業独自の社内資料や情報をまとめてコンテンツ化することで社員教育に活用できるものとなっているが、一方で、ユーザー企業からは「Salesforceの営業ベストプラクティスを学びたい」という声が多く上がっていた。

今回提供するコンテンツは、これまでTrailheadで提供していた製品利用方法の紹介のほか、営業成果を上げるための実践学習コンテンツが多く含まれている。提供コンテンツは計70以上で、営業の考え方・商談への取り組み方などの営業基礎スキル強化のほか、コンタクトセンター担当者・DX人材の育成、Sales CloudやService Cloudの活用方法に至るまで幅広く取り揃えている。

       


Sales Enablementの利用者は、複数の端末から場所を問わず追加費用なしで利用可能。ユーザー企業は自社コンテンツ作成の負担を軽減できるだけでなく、自社内の営業育成プログラムの強化が可能。また、Sales Cloud上で利用する場合、学習実績と営業実績の相関分析が可能。各社員に合わせた学習コンテンツを提供する。

 
     

同社は今後、学習コンテンツの構築を通じて、育成担当者が自走して学びやすい環境を整備するとともに、これまで培ったノウハウを提供することで、今後もプロフェッショナル人材の育成を支援する。

2024年01月31日 18時11分 公開

2022年08月01日 09時58分 更新