毎回異なる「4人」でコミュニケーション
意図的に“会話の機会”を作る人事施策
──日本生命保険
コロナ禍を契機に、多くの企業が職場内にパーティションを導入し、3密環境でのコミュニケーションを回避。あらゆる職場でコミュニケーション不足が課題とされている。日本生命では、打開策として明確なガイドラインを策定したうえで、意図的に対話の機会を作る施策「コミュニケーション4」を実施している。
コロナ禍の3密環境により、あらゆる職場でコミュニケーション不足が課題とされている。
創業130年を迎える日本生命でも、コロナ禍によるコミュニケーションの希薄化による士気低下を危惧していた。その対策の一環として、2021年4月より「コミュニケーション4」と称したプログラムを実施。「4人」という少人数で対話する機会を意図的に創出し、「闊達な職場風土の醸成による生産性や働きがい向上」を目指した。
はじめにガイドラインおよびタイムテーブル、ルールを策定(図)。部門ごとに任じたリーダーを対象に説明会を行い、目的やルールを伝達。各リーダーらが部門全員をランダムに4人1組に振り分け、日時や対面/オンラインのいずれかは4人で連絡を取り合って定める。実施回数は年5回で、その都度、4人の組み合わせは変更している。
意見交換の時間は30分で、1人1〜3分ほど発言したのち、全員で対話、再び別の1人が1〜3分ほど話をすることを繰り返し、4人全員が発言することがルールだ。
図 「コミュニケーション4」のルールや方法
※画像をクリックして拡大できます
2024年01月31日 18時11分 公開
2022年04月20日 00時00分 更新
コールセンター「DX化」の絶対条件 『シニアのデジタルシフト』講座
<コールセンター「DX化」の絶対条件 『シニアのデジタルシフト』講座・…
倉橋美佳
コンタクトセンター・アワード2024 最終審査会を開催
最優秀部門賞で4社、個人賞で11名…
三菱UFJ信託銀行、生成AIで社内問い合わせ業務の一部を自動化
担当部署の対応時間を5割削減
パーソルグループ、BPO事業を再編し新会社パーソルビジネスプロセスデザ…
RightTouch、Web・電話対応連携サービス「RightCon…
入力内容から、生成AIが適切なオペ…
三井住友フィナンシャルグループ、アバター接客サービスの実証実験を開始
AVITAのアバター接客サービス「…