2020年6月号 <ソリューション&サービス>

ソリューション & サービス

<コーナー解説>
ITソリューションの導入に関し、背景や動機、選定要素と運用ポイントを聞く事例記事です。

チャットボット育成ソリューション

教師データ作成からメンテナンスまで
チャットボットを育てる仕組み

チャットボットを日々、変化する問い合わせに対応できるように“育てる”には、初期構築時に揃えた教師データをベースにしたメンテナンスの継続が不可欠だが、現場にとっては大きな業務負荷と言える。そこで、注目されているのがチャットボットの構築・メンテナンスの一部を自動化または効率化するソリューションだ。

 “役に立つチャットボット”は、適切な学習データの作成と継続的なメンテナンス(学習)なしでは実現できない。SIやITベンダーに依頼するケースも多いが、実際のやり取りを把握していないIT担当者では会話の設計が難しいという課題が残る。

 そこで、注目されているのが、チャットボットの構築・メンテナンスの一部を効率化するソリューションだ。大量のテキストデータの精査が必要で、かつ作業のヌケモレが回答精度に直結することから、多くの時間と手間を要する「Q&Aの抽出」「Q&Aのデータセット作成」「新規/既存学習データの比較分析を効率化する製品・サービスを検証する。

図 チャットボット構築・保守の流れ

図 チャットボット構築・保守の流れ

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記事内で取り上げているベンダー(掲載順)

Studio Ousia
モビルス
サイシード
カラクリ
ベクスト

2024年01月31日 18時11分 公開

2020年05月20日 00時00分 更新

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