2019年11月号 <Focus/コールセンター>

Focus

カスタマーエクスペリエンス<効率化?!
データに見るセンター運営の「理想と現実」

カスタマーエクスペリエンス、ロイヤルティ向上、顧客視点の運営。ほとんどのコールセンターは、「顧客ファースト」に関するさまざまなスローガンや目標を掲げ、日々運営している。しかし、深刻化する人手不足が、その「理想」を飲み込みつつあるのが現状だ。今年の「コールセンター実態調査」から垣間見えた“理想と現実のギャップ”を検証する。

 多くのコールセンターが設立目的としてあげるのが「顧客満足度の向上」だが、KPIはあくまで「応答率」であって、対応した顧客に顧客満足度を聞いているセンターは30%強しかない。

 また、「カスタマーエクスペリエンス」も60%以上が「関心があり、取り組みたい」としながら、AI導入の動機は「顧客の利便性向上」よりも「効率化と生産性向上」。こうしたさまざまなギャップが生じていることが明らかとなった。

図 実態調査に垣間見えるマネジメントを悩ます「理想と現実」

図 実態調査に垣間見えるマネジメントを悩ます「理想と現実」

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2024年01月31日 18時11分 公開

2019年10月20日 00時00分 更新

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