デロイト トーマツ リスクアドバイザリー 山本 優樹 氏

2025年4月号 <インタビュー>

山本 優樹 氏

デロイト トーマツ リスクアドバイザリー
ディレクター
山本 優樹

(Yuki Yamamoto)大学院でデータ活用技術の研究開発に携わる。企業の研究開発部門にて、AIを含む先端技術の研究開発に10年以上従事。デロイト トーマツ リスクアドバイザリー入社後も引き続き、多くのAI関連プロジェクトに携わり、東京大学未来ビジョン研究センターの客員研究員などを経て、日本ディープラーニング協会の人材育成委員なども務める。

生成AIの“限界”を打ち破る
AIエージェントがもたらす無限の可能性

生成AI関連の最新技術として注目される「AIエージェント」。「自律性」が特徴で、自動化可能な範囲が拡大するという期待が膨らむ一方だが、従来の生成AIとの具体的な相違点などはまだ広く認知はされていない。デロイト トーマツ リスクアドバイザリーで企業のIT活用支援を行う山本氏に、AIエージェントの今後について聞いた。

──生成AIのビジネス活用における課題とAIエージェントの登場をどう捉えていますか。

山本 生成AIは、求める回答に辿りつくのに複数回コール(質問を投げかける)しないと目的の回答が得られないケースが多く、利用者のリテラシーによって品質に差が生じるのがビジネス導入の課題でした。あらかじめ複数回、コールするプロンプトを実装することである程度、差を埋めることは可能ですが、その検討・検証のプロセスに手間も時間もかかってしまう。AIエージェントはその解決のアプローチ策として捉えることができます。

──AIエージェントの定義とは。

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会員限定2025年03月20日 00時00分 公開

2025年03月20日 00時00分 更新

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