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アドバンスト・メディア、AI音声対話アバター「AI Avatar AOI」を開発

音声認識エンジン「AmiVoice」を提供しているアドバンスト・メディア(東京都豊島区、鈴木清幸代表取締役会長兼社長)は2022年8月、AmiVoice搭載のAI音声対話アバター「AI Avatar AOI(アオイ)」を開発した。同社によると、ソーシャルVRアプリ「VRChat」のメタバース空間上で利用可能なAI音声対話アバターの取り組みは国内初。

       


AI Avatar AOIは、ソーシャルVRアプリ「VRChat」上で利用可能なAI音声対話アバター。導入時、メタバース空間上のどの地点でどのような操作・自動応答するかを導入企業自身で容易にカスタマイズできる。オンライン上での問い合わせや接客、ショールーム、研修など、さまざまな用途での活用が期待できる。

      


主な特徴は次の通り。
(1)AIによる顧客対応の自動化で、24時間365日応対可能
メタバース空間の来訪者に対して24時間365日、無人対応できるため、問い合わせ対応の工数削減や人手不足解消の他、リモートワーク環境下での顧客接点強化が期待できる。対話内容によって、有人対応への取り次ぎも可能。

(2)メタバース空間上を自由に移動し、任意の説明を実施
メタバース空間上のチェックポイントを自由に移動し、ポイントに応じた対話・説明が可能。利用者の発話を促すための文例も自由に設定できるため、製品紹介やマップ案内などでの活用が期待できる。

(3)シンプルな管理画面で、対話内容を容易にチェック可能
会話内容やチェックポイントの配置を、いつでも容易に設定可能。音声認識結果や自動応答の内容の他、アバター側の視点などを管理画面上から確認・編集できる。

(4)AmiVoice搭載で、自然な話し言葉によるコミュニケーションを実現
AI音声認識エンジン「AmiVoice」により、日本語の発話を高精度で認識可能。業務やビジネスで使用することのない不適切・有害な用語を省いているため、社内活用にも適する。

(5)人間らしい自然な動きを実現
VR業界のクリエイター集団「カソウ舞踏団」をモーションアクターとして起用。対面時のような豊かな動作で接客でき、高いUXを実現。

      

2024年01月31日 18時11分 公開

2022年10月17日 12時00分 更新

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