お客様すべてが “神様”ではない

「お客様は神様です!」

ひと昔前に企業の従業員教育などでよく使われたフレーズだ。

その影響を受けてか、コールセンターでは、顧客から無理難題あるいは不当要求をされても真摯に受け止め、個人の力で何とかして解決しようと試みるケースが多い。

しかし、クレーム電話のなかには、対応し続けたとしても、解決できないものが含まれる。

適切な対処には、クレームの性質を見極め、もっとシステマチックに、組織ぐるみで臨むことが必要だ。

クレームの性質は、①一般クレーム、②こじれクレーム、③悪意のクレーム、④特殊クレームの4タイプに分類(図)できる。

これらのクレームのうち、オペレータの応対スキル次第で完結可能なものは、①一般クレームのみだ。

②こじれクレーム(悪質化)、③悪意のクレーム、④特殊クレームに分類されるクレームは、迅速に組織対応に切り替えるべきだ。

著者 情熱プロデュース 藤木 健
※この著者が登壇する講座は、「クレーム組織対応講座」です。

2017年3月17日(金)、東京・湯島にて開催予定!

2024年01月31日 18時11分 公開

2016年12月22日 15時38分 更新

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