AfterCall~電話の後で 第172回

2026年8月号 <AfterCall〜電話の後で>

山田祐嗣

コラム

第172回

欧米のサポートセンター視察から学んだ
顧客喪失につながりかねないAI対応への転換

 6月に、「海外サポートセンターの視察ツアー」をフィリピンのマニラで開催しました。今年は、サポートセンターを自社で運営している米国と英国の大手銀行、米国大手BPO企業のサポートセンター、それら各社の情報基盤を支える企業のデータセンターを訪問し、AI活用を含む最新のサポートシステムの現状を視察しました。日本も海外とほぼ同じタイミングでAIの導入を開始しましたが、取り組む目的や導入プロセスについて、国内とは異なる状況を認識しました。

 日本のサポートセンター業界の人とAI導入について話をすると、人材採用の状況やコストの厳しさが話題に上ります。これは、一刻も早く、顧客に直接対応できるAIオペレータ(音声・チャット)を実用化して採用難を乗り切り、コストを削減したいとの強い意向と感じます。今回の視察で訪問した欧米企業の中には、AIに2兆円以上の投資をしている企業もありますが、顧客接点となるサポート担当者をAIに置き換えることは時期尚早との認識が示されました。

このコンテンツは会員限定です。
限定コンテンツを見るには無料会員登録が必要です。

お申込み

会員限定2026年07月20日 00時00分 公開

2026年07月20日 00時00分 更新

その他の新着記事

  • スーパーバナー(コムデザイン)

●コールセンター用語集(マネジメント編)

●コールセンター用語集(ITソリューション編)

記事検索 

購読のご案内

月刊コールセンタージャパン

定期購読お申込み バックナンバー購入