月刊コールセンタージャパン

noco、セルフサポートシステム「ヘルプドッグ」の正式版を提供開始

noco（東京都中央区、堀辺憲代表取締役）は、セルフサポートシステム「ヘルプドッグ」の正式版の提供を開始した。

ヘルプドッグは、主に「ヘルプセンター（FAQ）作成」「先回り型スマート検索」「問い合わせフォーム連携」の機能を搭載。ヘルプセンター作成は、管理画面上からFAQ記事を作成・編集・分類し、公開できる。カテゴリ別の構造化や公開範囲の設定、プレビュー確認なども備えており、容易なFAQ構築と運用管理が可能。先回り型スマート検索は、検索ボックスの入力情報からAIが内容を予測、関連性の高いQ&A（FAQ記事）をリアルタイムで提示する。あいまいさや言い回しの違いも柔軟に吸収できるため、検索性向上が期待できる。問い合わせフォーム連携は、フォームに入力された内容を自動で解析、該当する可能性のあるQ&Aを提示する。問い合わせ前に自己解決できるため、呼量削減につながる。

これに加えて、AIによるFAQの利用状況分析と改善提案、検索キーワードやFAQの閲覧数、自己解決率、離脱状況など、「流入」「検索」「解決」ごとに利用顧客のステータスをグラフで可視化するダッシュボード機能も提供し、運用を支援する。

なお、企業やブランドのイメージに応じた柔軟なデザインカスタマイズが可能。企業のWebサイトと統一感のあるデザインを用いることで、自然に利用できる導線を提供する。

今後は、より多様な利用環境に対応できるように機能強化を図る。具体的には、独自ドメインでの運用、アップロードしたファイル内（PDFファイルなど）のデータ検索、多言語対応などの拡充を予定している。また、ヘルプデスクなど社内業務におけるナレッジ共有に対応した社内向けヘルプドッグの開発推進、オペレータが応対中に参照できる支援機能（オペレータFAQ）の提供も予定している。

2025年04月21日 10時00分公開

2025年04月21日 10時00分更新

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