KOMMONS、カスタマーサクセス向けイベント「SUCCESS CAMP 2024 -灯そう。-」を開催

 KOMMONS(東京都港区、代表取締役 白塚湧士)は、カスタマーサクセス向けのイベントを1月20日「SUCCESS CAMP 2024 -灯そう。-」を都内で開催した。




 オープニングで、白塚氏と弁護士ドットコムの中嶋太志氏が登壇。イベント概要について白塚氏が「“灯そう”というテーマで、プロダクト事業フェーズで異なるカスタマーサクセスの取り組み、相談者がいないという悩みをよく聞きます。「自分のタイプを知る」「知識をつける」「仲間と出会う」という3つの軸でイベントを企画しました。さまざまな方とつながって楽しんでもらえたら」と挨拶した。


 セッションは事例、ワークショップ1、ワークショップ2の3会場が同時進行で開催された。


●事例セッション
 最初の事例セッションでは弁護士ドットコムの中嶋太志氏が「汎用支援VS特化型支援 CS有償サービス設計における効率化と価値向上のバランスに関するクラウドサインの事例」と題して講演した。
 電子契約サービスを提供するクラウドサインは250万社以上に導入されており、売上は、固定、従量、スポットの3階層で成っている。顧客は直接接点を持たない利用部門管理部門、取引先の顧客も「ユーザー」となる。
 2019年から有償サービスを提供開始。サービス有償化のメリットについて画像の5点を解説した。





 次いで登壇したのが、ラクス小岡崇氏、Chatworkの大河内唱平氏。SmartHRの奥村葵氏がファシリテーターを行い「変化の激しい環境に適応し、活躍し続けるCSになるためには?」と題して議論した。はじめにラクスとChatworkの事業概要を解説。ビジネスモデルによって異なる役割やKPIについてディスカッションを行った(画像)。また、自分に合う場所を見つける観点やスキルを磨くポイントなどについてもそれぞれ発表した。



 Facilo高瀬陽平氏、スカイディスクの内野寛太氏が登壇し、SuccessHubの城田貢己氏がファシリテーターを行い「CSマネージャー経験者による戦略設計事例紹介~前職の経験がどのように活きたのか~」が開催された。
 前半では2社の事業形態に沿ったビジネスモデルそのうえで汎用モデルについて言及。「戦略を難しく考えるよりギャップを埋めるアプローチで進めるのが良い」などと解説された。




 「CSとしての新しい選択、CSとしての独立までに必要なこと」と題して講演したのがイタンジ原島宗三氏、ファシリテーターはSuccessHubの城田貢己氏。なぜ独立しようとしたのか、独立した時の貯蓄や方針、CSとしての独立とは、などについて議論。独立までのステップについては、原島氏が「プロダクトや企業によって業務が異なるので部分的に手伝うことからはじめるのもひとつ。マネージャーよりアドバイザーとしての独立が手短」と説明した。副業の選び方については「出してきた成果を棚卸したうえで、期待値コントロールをきちんと行う。求められていることを言語化してテキストで認識を共有する」などと詳説した。



 次いで、「CSの可能性を最大化させる、データ活用の最初の一歩」と題してマネーフォワードの今井裕美氏、サイボウズ大脇一起氏が登壇、ログラスの浅見祐樹氏がファシリテーターを務めた。ヘルススコアやKPI設定などのデータ活用の目的、工夫・苦労したポイント、データ活用で起きた変化について議論した。


 最後に、ユーザーベースの大沢遼平氏が登壇。「組織を立ち上げながら見えてきたCSの新たな未来像」について講演した。スタートアップ情報のプラットフォームINITIALでのカスタマーサクセスの立ち上げから現在に至るまでの流れを解説し、自社における「カスタマーサクセスのあるべき姿」を図解(画像)。今後は、各ソリューションでコミュニティを立ち上げ、経営貢献指標と紐づけることに挑戦する。


●ワークショップ
事例セッションと平行して開催したワークショップ1のテーマは「キャリア」。KOMMONSの内川智子氏、斎藤佳緒里氏がファシリテーターとして登壇し、画像のようなシートを使って、9つの質問で“自分のキャリア”を参加者らが言語化。そのうえで参加者6~7名が発表し、議論した。





●ワークショップ2
もうひとつのワークショップのテーマは、「これさえあればCS設計ができる!CSモデルキャンバスワークショップ」。約20名が参加し、サイボウズの大脇一起氏、Sruch小関祐樹氏らがファシリテーションを行った。画像の資料を用いて、ワークと発表、解説などが行われた。



●イベントのクロージングで
白塚氏が「今後もキャリア関連やさまざまなテーマ別のオンラインイベントを行う予定。皆さんのナレッジを深め、キャリアの可能性も広げてもらう機会にしてもらえたら」と挨拶した。


参加者からは「ユーザーリテラシーの問題でオンボーディングに悩んでいたが、、他社で資料を整理している事例を聞けて参考になった」
「横のつながりができるいい機会になった」などの意見があった。

イベントは盛況で100名以上が参加、懇親会では登壇者らとのコミュニケーションが行われた。



 

2024年01月31日 18時11分 公開

2024年01月29日 09時27分 更新

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