Mazrica、営業活動に関する情報を生成AIで自動要約する新機能をリリース

Mazrica(東京都中央区、黒佐英司代表取締役CEO)は、営業DXプラットフォーム「Mazrica」の新機能「サマリーエージェント」を6月11日にリリースした。営業活動に関する情報を生成AIで自動要約する新機能となっている。

 

営業現場では、顧客との面談や電話、メール、タスク管理といった活動記録が日々大量に蓄積される。その一方で、膨大なデータを個別に確認する手間や、情報活用の難しさから、入力内容が十分にマネジメントやチームの意思決定に生かされないという課題があった。これにより、情報入力自体が負担となり、現場では入力のモチベーション低下や意思決定の遅延が生じやすい構造が指摘されていた。

 

サマリーエージェントは、Mazrica Salesに記録された営業活動の、商談ごとの面談記録、顧客とのメール・電話履歴、タスクの進捗状況などを生成AIが自動で要約する。その要約結果は、案件単位や期間指定ごとに表示でき、営業担当者・マネージャーともに、現状把握や次に取るべきアクション、直近の課題などの重要ポイントを確認できる。

 

第一弾となる「案件アクションサマリー」は、「案件」(商談情報)に紐づくアクションをAIが自動要約し、課題やネクストアクションといった重要な情報を提示する。

特徴としては、マネージャーが複数の案件や担当者の進捗を一目で把握したい場面でとくに力を発揮する。

顧客と合意した課題や次の打ち手が自動で整理され、タイムリーなアドバイスや支援が容易になる。また、営業担当者同士やカスタマーサクセスへの引き継ぎ時にも、要約されたサマリーを用いることで、重要な背景や対応履歴を漏れなく伝達できる点が強み。今後は、個人単位の活動サマリーや日報・週報の自動生成、特定キーワードをもとにした活動ピックアップなど、さらなるアップデートも予定されている。

2025年06月17日 07時00分 公開

2025年06月17日 07時00分 更新

おすすめ記事

その他の新着記事