ATOMicaの社内カンパニー、KOMMONSはこのほど「CS KOMMONS交流会 CSのお困り&進捗共有Night」を都内で開催した。
同イベントは、同社が開催したオフラインイベント「SUCCESS CAMP 2026 -超えよう。- 」のフォローアップセミナー。SUCCESS CAMPは、複数のステージ/トラックを用意し、参加者が自らの課題に応じたコンテンツを選ぶことができる構成になっていた。「超えよう」というテーマに即し、組織の壁、属人化の壁、ゼロからの立ち上げなどさまざまな課題に関する議論が展開され、約140名が参加、単なる聴講だけでなく、全員がインプットとアウトプットを共有するワークショップを起点にコミュニティが形成された。
今回の交流会は、約20名が参加。SUCCESS CAMPで共有された課題の「その後」を改めて報告し、新たな課題について3〜4グループに分けて議論した。

共有された悩みは生成AIの使いこなしやテックタッチの有効性、組織内での位置づけ、チーム構成に関する課題の共有など多種多様で、具体的には次のようなディスカッションが展開された。
サクセス部門の立ち上げに関する課題については、「まずオンボーディングへ業務を集中すべき」、AI活用に関する課題「なぜなかなか活用が広がらないのか」という点について、「人のポジションを守るという観点が強すぎるのでは」という見方も示された。
また、オンボーディング・プロセスの見直しについては、サクセス部門だけでできる課題ではない。CS部門の他部署への働きかけが必要」といった意見が共有された。また、「中長期的な視点に基づくブレイクダウンが必要」などの意見もあがった。
他、ベストプラクティスの共有がなかなかできない、中途採用の活躍できるステージの構築などの課題も遡上にあがった。サクセス部門の価値をどう高めるかについては、とくに顧客の声(VOC)のフィードバックループ構築に関する悩みも共有されていた。
主催したKOMMNSの市場活性化に向けた取り組み軸は、「コミュニティ」にあるといえよう。今回の参加者は主にSaaSのスタートアップ企業が中心だったがゆえに、課題や悩みは共有できる範囲が大きかったようだ。KOMMNSでは今後もこうしたコミュニティ作りを支援するとともに、蓄積してきたノウハウを活かしたBPOやコンサルタントサービスを提供する方針だ。

2026年04月08日 10時40分 公開
2026年04月08日 10時40分 更新