ベルシステム24、中堅・中小企業向けに健康管理業務の代行サービスを提供開始

ベルシステム24(東京都港区、野田俊介代表取締役 社長執行役員)は2023年11月、ウェルネス・コミュニケーションズ(東京都港区、松田泰秀代表取締役社長)と協業で、中堅・中小企業向けに、健康管理業務の一括代行サービスを提供開始した。

ウェルネス・コミュニケーションズは、ヘルスケア関連ソリューション事業を展開。主力製品のクラウド型健康管理システム『Growbase』は、「健康診断結果」「ストレスチェック結果」「労働時間」「各種面談記録」といったデータを一元管理でき、健康管理業務の効率化や健康経営の促進を支援する。

労働安全衛生法上、従業員が50名以上の法人では、(1)ストレスチェックの実施、(2)産業医の選任および届出、(3)衛生委員会の設置、(4)衛生管理者の選任、(5)定期健康診断結果報告書の提出、(6)休養室または休養所の設置の6点が義務となっている。一方、中堅・中小企業では人事・老部門や健康保険組合の担当者が健康管理業務を兼務する場合が多く、健康管理業務の効率化が十分に進んでいないのが現状だ。

そこで、従業員数50~1000名の中堅・中小企業向けに、ベルシステム24が培ってきた健康支援サービスおよび医療事務BPOサービスのノウハウと、ウェルネス・コミュニケーションズが提供する中小企業向けプラン『Growbaseネクスト』とを連携し、企業の健康管理業務を一貫サポートするBPOサービスを展開。

 



新サービスは、人事・労務部門の担当者に代わって、従業員の健康管理に関する法令対応から健康経営推進まで伴走支援。社員マスター・健診結果・残業時間のデータを連携するだけで、Growbaseネクストで従業員の健康状態を可視化できる。

      


両社は2022年11月に業務提携契約を締結。ベルシステム24は、今回提供開始したサービスについて、直近3年以内に300社への導入を目指す。

関連サイト
クラウド型健康管理システム『Growbase』(hss.wellcoms.jp)

2024年01月31日 18時11分 公開

2023年11月16日 17時50分 更新

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