ANNA SUI 西田 花音 さん

2026年11月号 <サービスのプロに聞く>

西田 花音 さん

ANNA SUI
ラフォーレ原宿ストア
セクションチーフ
西田 花音 さん

福岡県出身。高校時代からANNA SUIで働くことを志し、美容専門学校でメイクなどを学ぶ。2020年、運営企業のアルビオンに入社。阪急うめだ本店、ルクア大阪店など複数店舗に勤務し、店舗立ち上げやイベント運営なども経験する。現職ではセクションチーフとして店長、接客、店舗運営、育成、SNS活動、ポップアップストア展開など幅広く担う。

ブランドの世界観を“人”で伝える
あこがれをファンに変える接客術

 西田花音さんとANNA SUIとの出会いは、中学生の時。ブラシとヘアバンドをプレゼントされ、そのデザインに心を奪われた。

 高校生になるとメイクにも興味を持ち、初めて店舗へ。そこで自分に似合う口紅を提案され、塗ってもらった時の楽しさは今でも色褪せないという。それ以来、同ブランドの世界観を好む“生粋のANNA SUIっ子”になった。その後の進路にも影響を受け、美容専門学校でメイクを学び、ANNA SUIで働くという夢をかなえた。

 現在は、ラフォーレ原宿ストアのセクションチーフとして店長を務める傍ら、地方のポップアップストアにも参加する。そこで西田さんの接客を受けた人が、再び会いたいと原宿ストアを訪れることも少なくない。店頭で生まれた縁は全国へ広がっている。

独自の世界へいかに誘うか
売るのは“知識と技術”

 ANNA SUIが大切にするのは、唯一無二の世界観だ。ただし、個性の強さから、“近寄りがたい”と感じられることもある。そのため西田さんは、独自の世界観と顧客をつなぐ接客を意識している。

 自身もはじめは、赤やピンクの口紅を「自分には似合わない」と思っていた。それでも店頭で、さまざまな色を試すうちに、自分らしく使いこなす楽しさを知った。だからこそ、「自分の個性をきれいに出してくれるところに惹かれました」。その経験から、顧客にも決めつけるのではなく、その人なりのANNA SUIの楽しみ方を見つけてもらいたいと接している。

 スタッフにも、「商品ではなく、知識と技術を売って」と伝える。

 商品だけならECでも購入できる時代。実店舗だからこその、メイクの方法を伝えて新しい自分に出会ってもらい、買い物そのものを楽しんでもらう体験を提供する。

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会員限定2026年10月20日 00時00分 公開

2026年10月20日 00時00分 更新

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