2026年10月、ジャパネットホールディングスは、長崎県の地域経済の活性化とさらなる雇用創出を目指し、2027年1月に大規模コールセンターを開設、300名を新規採用する。さらに2026年10月から非正規社員(契約社員、パート社員)の給与ベースアップなど人事制度の抜本的な改定も実施した。

同社は、「物価高騰が続く中、従業員自身が心身ともに健康で働き、生活を守れる環境の提供が不可欠」として、グループ全社で非正規社員の給与水準を引き上げた。なかでも長崎スタジアムシティ内の直営店舗、ホテル、コールセンターにおいては、パート社員の時給を最大180円引き上げ、改定後のベース給与を1220円〜1350円とした。さらに契約社員の月給基準を一新し、最大約4万2000円の引き上げを実施。これにより、長崎県内の同社における非正規社員1人あたりの給与上昇率は平均13%、最大で約24%の引き上げとなり、地域における賃金水準の向上に直接的に寄与する。
コールセンターは、2027年1月に長崎スタジアムシティ内に通販事業を担う大規模センターを新たに開設。現在、同地で稼働しているスタジアムシティお問い合わせ窓口を統合し、現在の約10倍の広さとなるオフィス環境へと拡張する。これに伴い、オープニングスタッフとして300名の大規模な採用活動を10月1日より開始した。同社は一連の取り組みを通じ、創業の地である長崎の雇用環境と賃金水準を牽引し、地域経済の好循環を生み出していく方針だ。
また、給与の引き上げに加え、従業員が長期的に働けるよう生活サポートや多様な働き方の実現にも注力。契約社員には「夏季・年末年始休日」として年間5日を新たに付与した。食事補助については従来月5回であったものを月10回へと倍増。長崎スタジアムシティで活用できる専用アプリを通じて最大月1万1000円を支給する。さらに、2027年4月からは、出勤日を確保する「アクティブワーク」と、休日数を重視する「バランスワーク」を選べる働き方選択制を導入、個々のライフステージの変化に合わせた柔軟な働き方を提供する方針だ。
2026年10月02日 10時52分 公開
2026年10月02日 10時52分 更新
生成AI、オペレータ正社員化、在宅制度── 実態調査に見る国内コールセ…
2026年1月号 <特集>
督促オペレータ奮闘記
2026年2月号 <督促オペレータ奮闘記[157]>
榎本まみ
テクサポの「自動化」に挑む!
2025年11月号 <FOCUS/…
Editor's Eye
CS News Watch(9) 若手社員の「電話」に対する意識調査
大きい経営者との意識のギャップ
Trend of CX
「AIロープレ」はトレーナーの代替ではない! 目的は“量の担保”と“質…
ファンケル大学の挑戦
コールセンター白書Plus+
コールセンター白書Plus+ 第6回 採用時給に見る「ねじれ」の課題
差がない「新規採用と既存社員の報酬」