アイティフォー、「アスペクト・コンタクトセンタークラウド」を新発売

 アイティフォー(東京都千代田区、東川 清社長)は、高度なコンタクトセンター機能をクラウドで利用できる「アスペクト・コンタクトセンタークラウド」を10月11日より販売開始した。コンタクトセンターに必要なすべての機能を低価格で利用できる。

 利用料はインバウンドが税込みで月額1席1万3000円から、アウトバウンドが同1万6000円から、初期費用が別途200万円から。申し込み後1カ月以内に利用可能。小規模から大規模まで初期投資を抑えて常に最新の機能を利用したい、全国に分散するオペレータをネット経由で集中管理したい、などを要望する企業を対象に今後1年間で20社の受注を目指す。特徴は次のとおり。

◆地理的分散、時間シフトなど分散環境を実現
 システムをクラウドで利用できるため、コンタクトセンターを地理的に一個所へ統合しなくても全国に分散するオペレータをネット経由で集中管理できる。各オペレータはネットに接続されたPCを用いてコンタクトセンター業務を遂行する。PCのソフトフォン、スマートフォン、タブレット端末などでも通話対応できるため、在宅オペレータやリモートオフィス、サテライトオフィスでの業務も容易

◆コンタクトセンターに必要なすべての機能を利用可能
 インバウンドでは、ACD、IVR、CTI、ACDやIVRのワークフロー設定ツール、各種統計レポート作成機能などを搭載。アウトバウンドでは、プレディクティブダイヤラーを提供。この他、スーパーバイザーライセンス、システム管理者用ライセンス、通話録音など業務に必要なすべての機能を、後から追加費用が発生することなく利用できる

◆オムニチャネル対応(オプション機能)
 電話に加え、メールからの問い合わせを統合管理するオムニチャネルに対応。問い合わせ内容に合わせて適切なオペレータへ転送、同一顧客の問い合わせは電話やメールの種別を問わず、初回対応のオペレータへ優先転送して履歴を管理する。効率化に加え、「対応レベルにバラツキがある」「毎回オペレータが異なり対応に一貫性が無い」といった不満をなくし、良質なカスタマーエクスペリエンス(顧客経験価値)を創出する。価格は見積もりベースとなる

◆ソーシャルメディア対応(オプション機能)
 SNS(Twitter、Facebook、RSSリーダー)に投稿された自社製品や自社サービスに関する悪評や要望を即座に検知してクレーム対応やマーケティングに活用できる「アスペクト・ソーシャル」をオプションで用意。価格は20席まで利用できる構成で月額75万円

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年10月15日 12時09分 更新

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