再春館システム、「タブレットお客様カルテSHIORI」にOCR機能など追加

再春館システム(東京都港区、西川正明代表取締役)は、「タブレットお客様カルテSHIORI」に新機能を追加し8月18日にリリース。コールセンターでの顧客との応対履歴のメモだけでなく、対面接客を行う店舗で生じる手書き業務のペーパーレス化にも貢献する。



追加された主な機能は、「AI-OCR」「メタフィールド」の2つ。AI-OCR は、AIが手書き文字を読み取りテキストにデータ化するもので、CSVに出力することも可能。今後はAIP機能を実装する予定もあり、さまざまなシステムとの連携を見込む。

メタフィールドでは、カルテなど帳票の任意の箇所に、チェックボックスやラジオボタン、住所検索といった入力を補助する機能を埋め込むことができる。設定した項目をデータとして出力でき、これまでは手作業で入力していた情報にデータに置き換えることが可能。業務効率の軽減に寄与するとしている。

紙の帳票をiPadなどに取り込み、手書き入力できるため、これまでのオペレーションを大きく変える必要はない。なお、利用する場面として、顧客や会員カードの入力、施術サービスでのカルテ、建設業での施主との図面確認、倉庫での受注書類などを想定している。

2024年01月31日 18時11分 公開

2022年08月25日 07時00分 更新

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