KDDIエボルバ、「紙与博多中央ビル」に新フロア開設

 KDDIエボルバ(東京都新宿区、若槻 肇社長)は、「クライアント企業とオペレータが交錯しつながる・拡がる」をコンセプトに、既存センターである福岡エリア「紙与博多中央ビル」を増床、福岡6拠点による運用を2021年11月より開始した。

 新フロアは、福岡の中心となる博多駅から徒歩2分の「紙与博多中央ビル」の6階に開設。大型商業施設やバスターミナルを近隣に有するなど、働く社員の利便性とワークライフバランスの充実化を実現できる環境となる。フロア全体で約230席を設け、フル操業時で福岡6拠点を合わせて約3300人の雇用創出を見込んでおり、福岡地域における雇用創出・地方創生に貢献する。これにより、KDDIエボルバが運営するBPOコンタクトセンターは、全国で37拠点、約1万5000席となる。


 運用室は、業務内容や時期繁閑によって変動するクライアント企業の要望に応えることができるようフレキシブル構造を採用し、将来にわたり、多様なニーズとその変化に対応できる可変性を備えたレイアウトとなっている。座席間隔も1人当たりのデスク幅と通路幅を十分に確保し、全席に前面・左右のアクリルパーテーションを設置した“安全・安心”の環境を整備している。

 また、新フロアは九州全体から多様な“人財”が集う博多の風土・魅力をモチーフに、フロア全体に「博多らしさ」を全面に出した意匠を凝らし、社員がイキイキと楽しみながら働くことができるセンターデザインとした。壁面には、地域の人々に古くから親しまれている「博多祇園山笠」で使用される博多織の模様を採用している。


 広々とした休憩室には、博多名物である「屋台」をコンセプトにしたカウンターを設置。「外」を感じることが難しいコンタクトセンターにおいても、気軽にリフレッシュができるように働く社員の心身の健康に配慮した環境となっている。

 また、既存センターである同ビル5階には、2019年に休憩室を全面リニューアルし、「キャンプ」をモチーフにした休憩室を構築。休憩時間に食事や読書などをテント内で楽しむ社員からは、「非日常を感じることができる!」「遊び心があっていい!」などの声が上がっている。リニューアル後に実施した従業員アンケートにおいても「大満足」が8割以上となるなど、働く社員のモチベーションアップに大きく貢献している。

 KDDIエボルバは、今後も、地域の住民とともに歩み、地域とともに成長するBPO・コンタクトセンターを運営し、「顧客体験価値の向上」と「クライアント企業の本業に貢献」という2つのカスタマーサクセスの実現を目指す方針だ。

◆紙与博多中央ビル 6階 新フロア 概要
所在地   福岡県福岡市博多区博多駅中央街7-21 6F
面積    フロア面積 1,047m2(317坪)
施設・設備 運用室、休憩室、ロッカールーム、研修室
席数    運用室約230席
主業務   BPO・コンタクトセンター業務全般
1.カスタマーサポート業務(チャットサポートを含むインバウンド、アウトバウンド、テクニカルサポート)
2.バックオフィス業務

2024年01月31日 18時11分 公開

2021年12月01日 11時19分 更新

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