TMJ、横須賀・三浦エリアで「観光型MaaS」の実証実験に参画

 コールセンター/バックオフィスの構築・運営を行うセコムグループのTMJ(東京都新宿区、丸山英毅社長)は、京浜急行電鉄、京浜急行バス、NTTドコモが実施する「観光型MaaS」の実証実験に、顧客サポート業務の提供を通じて参画する。

 本プロジェクトは、横須賀・三浦エリアにおける混雑・密を避けた新しい旅行体験の提供を目的として、京浜急行電鉄が発売する企画乗車券「みさきまぐろきっぷ」のデジタル化をはじめとした「観光型MaaS」の実証実験。NTTドコモが提供する本実証専用のiOS対応スマートフォン向けアプリ「みうらよこすかMaaS」では、「デジタルみさきまぐろきっぷ」を販売する他、さまざまな交通手段の一元的な検索・予約、観光施設・飲食店・バスの混雑情報の確認などが可能となる。また、旅の途中でも顧客の位置情報や好みなどに応じたおすすめスポットなどの情報をリアルタイムに配信し、より充実した旅行体験を提案していく。

 TMJは、この実証実験において、アプリの不具合や操作方法で困った際のサポート業務を担う。今回の「観光型MaaS」では、利用者の年齢構成が多様なことが想定され、とくにアプリ操作に不慣れなケースが多い高齢者を意識した利用者接点の最適化が重要と考えられている。TMJは、長年のコンタクトセンター運用の知見を活かし、最適な顧客接点・応対を設計、提供することで、参加企業の一員として良質な旅行体験の提供を実現していく。

 なお、本実証は国土交通省の「日本版MaaS推進・支援事業」の選定を受けて実施するもので、実証実験期間は2021年6月22日(火)~7月21日(水)を予定している。

2024年01月31日 18時11分 公開

2021年06月25日 12時08分 更新

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