日本トータルテレマーケティング、目黒区民向けAIチャットボットを運用開始

 BPOベンダーの日本トータルテレマーケティング(東京都渋谷区、森 真吾 代表取締役社長)は、AIソリューションを提供するコンシェルジュ(東京都千代田区、太田匠吾 代表取締役CEO)とオークネット(東京都港区、藤崎清孝 代表取締役会長CEO、藤崎 慎一郎代表取締役COO)と提携し、目黒区ICT実証実験のツールとして、目黒区民向けAIチャットボット「めぐぴー」を提供開始した。

 「めぐぴー」は、コンシェルジュが開発したノーコード対話AIプラットフォーム「KUZEN(クウゼン)」をベースに、オークネットの子会社であるオークネット・アイビーエス開発の粗大ごみ画像認識サービス「SODAI Vision API(以下、「ソダイ」)」を連携したAIチャットボット。
 「KUZEN」は、高度な自然言語処理エンジンを実装しており、想定外の発言データを蓄積し自ら学習することで回答精度を向上できるAI対話エンジン。一問一答形式とシナリオフロー形式のどちらにも対応可能。また、GPS検索機能が備わっており、利用者が今いる場所に近い施設を提示できる。
 オークネットが持つ膨大な中古車データによる車両画像識別システムを活用した、粗大ごみ画像認識サービス「ソダイ」を連携することで、粗大ごみの画像を「めぐぴー」に貼りつけるだけで、捨て方や手数料などを調べることができる。また、行政サービスの手続きや制度の一部についても問い合わせ可能。

2024年01月31日 18時11分 公開

2021年06月16日 17時02分 更新

その他の新着記事