ニチガス、ブロックチェーン解析スタートアップ「Basset」と協働で不正検知システムを共同開発

ニチガスは、Bassetと商用ブロックチェーン向け不正検知システムを共同開発した。 
 
同システムは、ブロックチェーン(分散型台帳技術)に保存されたアクセスログをリアルタイムで分析し、顧客情報に関する莫大な量のアクセスログから、AIによって不正なアクセスの兆候を察知するもの。同社コールセンターにて既に導入されている。個々のブロックに顧客情報を非中央集権型で管理・記録することにより、データの保全性や透明性を高めると同時に、そのデータをネットワークに参加しているすべてのコンピュータがリアルタイムで解析を行い、さらなるトレーサビリティを追求、利用者の安全性を高めている。 
 
この取引の透明性とトレーサビリティは、今後同社が提供する NCU2「スペース蛍」のデータ提供や同時同量課題解決、ガス小売スマートコントラクトに適用される予定。また、これが実現すると、今後、同社から提供予定のLPG 送サービ の利用者となるLPガス小売業者に対しても透明性の高い情報提供や仮想的な同時同量課題解決の提供が可能になる。

 

2024年01月31日 18時11分 公開

2020年09月08日 14時00分 更新

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