モビルス、AIアバター接客「バーチャルオペレーター」に有人応答機能を開発

モビルス(東京都品川区、石井智宏代表取締役社長)は、AIアバター接客「バーチャルオペレーター」に、有人応答機能を搭載した。WebブラウザのみでビデオチャットやWeb会議システムを実現する技術である「WebRTC」を利用したもの。導入企業はカメラと音声のみでリアルタイムに接客できるようになる。チャットで入力した内容が音声変換されるため、オペレータは遠隔で、かつ顔や声を出さずに接客が可能だ。

さらに同システムは、オウケイウェイヴが転嫁しするコミュニティサービス「OKWAVE」に蓄積された3700万件以上のFAQデータを基に学習を重ねる、同社のAI「KONAN」と連携。AIによる自動対応と有人応答接客により、3密防止・非接触が求められる環境下での顧客サポートや人手不足の解消など、課題解決を実現する。

なお、同システムはコエステ(東京都港区、加藤信介代表取締役社長)が提供する、「コエステーション」――タレント・著名人などの実在する人物の声をもとに、AI・音声合成技術により生成した声の分身である「コエ(声)」を集めたプラットフォームと、モーションポートレート(東京都渋谷区、藤田純一代表取締役社長)のMP アニメーション技術も採用している。

 

2024年01月31日 18時11分 公開

2020年09月07日 14時52分 更新

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