IDC Japan、スマートモバイルアプリケーション市場調査実施、ユーザーの利用意向はCRM分野が中心

 IDC Japan(東京都千代田区、竹内正人社長)は、国内企業向けスマートモバイルアプリケーション市場/同開発ソフトウエア市場調査を実施した。

 スマートモバイルアプリケーション市場規模は前年比44.7%増の100億6100万円、同開発ソフトウエア市場規模は同5.4%増の64億8100万円となっている。

 一方、ユーザー企業において「スマートフォン/タブレット向け業務アプリケーションの提供計画がある」と回答した企業は全体の1/4に満たない結果をなった。なお、提供予定のアプリケーション分野としては、「営業支援/顧客関係管理」というCRM分野が中心で、それ以外も情報系の「メール/スケジュール管理」「ドキュメント/カタログ管理」「社内ソーシャルネットワーキング」「コラボレーション/カンファレンス」「ビジネスインテリジェンス/アナリティクス」に回答が集まる傾向があったという。提供計画における稼働プラットフォームについては、スマートフォンではAndroidがiOSを上回り、タブレットではその逆の結果となっている。
 

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年03月29日 10時40分 更新

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