TACT、東海コープにて『AIコンシェルジュ』を活用した電話自動音声注文サービスを導入

 USEN-NEXT GROUPのTACT(東京都品川区、溝辺和広社長)は、東海3生協(コープぎふ、コープあいち、コープみえ)を会員とする東海コープ事業連合(愛知県名古屋市、森 政広理事)へ、音声認識による自動音声注文サービス『AIコンシェルジュ』を3月30日より導入した。

 東海コープは、3生協から商品の企画・開発・調達、物流、情報システムなどの事業の一部を委託された連帯組織。注文センターの電話注文を補完する機能として、電話注文が集中する時間帯やサービス時間外の注文に対応するため、従来からダイヤルプッシュ式で注文受付を可能とする自動音声注文サービスを提供している。しかし、現行のサービスでは無人の自動注文システムであるにも関わらず利用時間帯の制限があったり、昔ながらの機械音声に対する不満の声があったりと、途中離脱してしまう組合員が一定数おり、有人の注文センターへの電話が減らないといった課題があった。

 今回、この課題を解決するために『AI コンシェルジュ』を導入。組合員が電話をかけて、話し言葉で注文番号や個数を告げると内容を認識し自動的に注文を受け付ける。従来の「ダイヤルプッシュ式」注文にも同時対応しており、音声とプッシュを併用して注文を受け付けることができる。また、早朝や深夜を含む「24時間365日」の受付対応が可能になった。これにより、組合員の利便性向上と、自動注文サービスの利用者数拡大を目指す。

2024年01月31日 18時11分 公開

2020年03月31日 07時24分 更新

その他の新着記事