アバイア、新型コロナ対策支援に向けて在宅勤務型ソリューションを無償提供

 米アバイア・ホールディングス(米カリフォルニア州サンタクララ、ジム・チリコ社長兼CEO)は、3月17日、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミック宣言を受け、アバイアのコンタクトセンタープラットフォームを利用する世界中のユーザー企業に対して、在宅勤務における高水準のカスタマーエンゲージメントの維持を支援するべく、コンタクトセンターソリューションの無償提供を発表した。

 アバイアのユーザー企業は、90日間の無償利用ライセンスを申請することで、現在オフィスで勤務するコンタクトセンターのエージェントに、即日で在宅勤務を可能にする環境を提供することができる。また、90日間の無償期間終了時に、ライセンスを月額サブスクリプションに変更することで、カスタマーサービスの俊敏性と可用性を向上できる。

 さらにアバイアは、在宅勤務型への移行を行う顧客企業・パートナーを対象に、世界中で24時間365日対応のサポートとガイダンスを提供する「アバイアCOVID-19 テクニカルサポート ホットライン」の開設も発表した。

 アバイアが提供する在宅勤務型エージェント向けコンタクトセンターソリューションは、今回のような未曾有の課題に直面する中でも、コンタクトセンターの従業員の健康や安全に対する懸念の解消をサポートしつつ、事業継続性を保証できるよう設計されている。今回の無償提供は、ユーザー企業が現在使用している、アバイアの複数のコンタクトセンタープラットフォームが対象となる。

 チリコ社長兼CEOは、次のように述べる。「お客様が新型コロナウイルスの影響に直面する中、アバイアは迅速な取り組みを行っています。コンタクトセンターのエージェント500万人以上をサポートするソフトウエアの導入を通じ、既に15万以上のエージェントの在宅勤務体制を確立しています。当社は今後も、世界中の企業・団体と積極的に連携することで、柔軟なリモートモデルへのオペレーションの移行をサポートしていきます。これによって、エージェントは生産性を維持しつつ、顧客の期待に応えるエクスペリエンスを達成できます。アバイアのUC、CC、コラボレーションの製品は、世界中の数百万人ものユーザーの信頼を得ており、当社は今後も積極的なサポート体制を模索していきます」

 アバイアは病院や医療施設など、最も必要性の高い機関・団体を対象に、オーディオ/ビデオ機器の寄付と、設置・導入に関わる支援を行っている。さらに、緊急時対応のコンタクトセンターを迅速に立ち上げ、市民とのコミュニケーションや情報共有の差し迫ったニーズに対応できるよう、官公庁の保健機関とも連携している。また、アバイアは3月10日、世界中の教育機関や非営利団体向けコラボレーション・ソリューション「Avaya Spaces」の無償提供を発表した(※国内でも近日中に発表予定)。

 アバイアのコンタクトセンターソリューションの無償提供の申し込みについては、下記のWebページを参照のこと。また、「アバイアCOVID-19 テクニカルサービス ホットライン」については、近日中にウェブサイトより電話番号を公開する。

コンタクトセンターソリューションの無償提供(英語版)

https://news.avaya.com/cp-cc-remote-offer-covid19-reg?CTA=20US2-CC-DG-CCCOVI&TAC=20US2-CC-DG-CCCOVI-PR

2024年01月31日 18時11分 公開

2020年03月17日 12時23分 更新

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