コムデザイン、「CT-e1/SaaS」に通話録音データのテキスト化機能を拡充

コムデザイン(東京都千代田区、寺尾憲二社長)は、コールセンター向けクラウド型CTI「CT-e1/SaaS」のオプション機能として、音声認識によるテキスト化サービスの提供を4月1日から開始する。

導入コストが高額になりがちな音声認識を活用した通話音声のテキスト化を、手軽に利用できるようサービスの開発に着手。2018年10月から30社での無償トライアルサービスを実施し、得られた検証データや要望をもとに改善・改良を重ねてこのほどのリリースに至った。

音声認識エンジンは米ニュアンス・コミュニケーションズの「Nuance Transcription Engine」を採用。業務利用に特化した認識辞書「Domain LM」のほか、会社名や製品名、地名、氏名など、業務特有の名詞を容易に辞書登録できることを特徴とする。任意のタイミングでバッチ処理とダイアログ(会話)単位の認識処理を切り替えられる。なお、CRMシステムやAI活用製品など、各種システムとの連携は、追加費用不要のアプリケーションカスタマイズで実現する(要件定義のうえ、同社提供範囲を対象とする)。


音声認識によるテキスト化サービスの概要
通話録音データのテキスト化サービス概要(クリックで拡大)


利用料は、初期費15万円(システム構築、各種設定費)、月額1アカウントあたり、1500円/1000分。

 

2024年01月31日 18時11分 公開

2020年03月19日 11時37分 更新

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