米Zendesk、日本法人を設立

 クラウドベースのカスタマーサービス ソフトウエアを提供するZendesk社(米国カリフォルニア州、ミッケル・スヴェーンCEO)は、デンマーク、英国、オーストラリア、アイルランドに続く5番目の現地法人として「Zendesk」を日本に設立した。
 Zendeskは、あらゆる窓口への問い合わせや顧客とのコミュニケーションデータを、クラウド上で一括管理できるカスタマーサービスツール。カスタマーサポート部門とセールスやマーケティング部門間などで対応状況や顧客情報を共有できる。初期コストをかけることなく導入でき、ニーズや規模に合わせてカスタマイズもできる。
 現在、世界140カ国で展開され、2万5000社以上の企業に導入されている。2012年5月より日本語版を提供開始しており、日本企業100社が導入したことを機に日本法人を設立した。
 日本法人設立の背景には、米国に比べて日本は、ソーシャルメディア(Twitter、Facebookなど)を問い合わせ窓口として利用する可能性が倍以上と推測しており(同社調べ)、Zendeskツールとの相性が高いことを挙げている。
 日本法人のカントリーマネージャーには國村 寛氏を起用しており、2013年中に7人の社員採用を予定している。

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年03月13日 11時07分 更新

その他の新着記事