NTTネクシアなど3社、画像認識を使った粗大ごみの種別分類するチャットボットを横浜市に導入

 情報流通支援サービスのオークネット(東京都港区、藤崎清孝社長)は、AIを活用した粗大ごみ画像認識サービス「SODAI Vision API(以下「ソダイ」)」を開発し、コンタクトセンターソリューションサービスのNTTネクシア(北海道札幌市、柴田基靖社長)とシステムインテグレータのNTTテクノクロス(東京都港区、串間和彦社長)の3社で連携し、横浜市の粗大ごみ受付チャットボットへ9月2日より導入を開始した。

 ソダイは、オークネットの子会社であるオークネット・アイビーエスが開発した、ディープラーニングを利用した粗大ごみの画像認識AI用API。2016年にリリースした、オークネットの膨大な中古車データを活用した車両画像識別システムの技術を活用して開発した。
 横浜市の粗大ごみ受付センターを運営するNTTネクシアは、膨大な電話やメールでの受付業務の改善に向けて、横浜市が提供していたチャットサポートの高度化に取り組んでいる。今回、さらなる利用者の利便性を高めることを目的に、テキストベースの対話が可能なチャットボットに、撮影した画像だけで品目が判別できるオークネットの画像認識AI「ソダイ」を活用することで、ごみの種類や捨て方、手数料などの24時間自動応答を実現することができた。
 また、NTTテクノクロスのチャットシステム「Remote Attend」を導入、同一のチャット画面内で有人オペレータとの会話を含めた3種類のチャットサポート(有人チャット+チャットボット+画像認識AI)を提供している。

2024年01月31日 18時11分 公開

2019年10月10日 15時24分 更新

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