TMJ、鹿児島市内に新事業所の新設を決定

 コールセンター/バックオフィスの構築・運営を行うTMJ(東京都新宿区、丸山英毅社長)は 、2019年9月17日、新たな事業所を新設することを決定、 鹿児島市と4度目の立地協定を締結した。

 TMJは、2010年に鹿児島市を指定地として、公的機関より業務を受託した。 2013年をもって同業務が終了してからも、一般企業からの業務受託運営を行う新たな拠点として同年12月に鹿児島センターを開設。2015年、2016年と、受託業務の順調な拡大に合わせ、センターの増床を続けている。

 今回、新たに『鹿児島事業所』を開設することが決定し、この度、鹿児島市と4度目の立地協定を締結。現在、鹿児島センター内で行っている、TMJ内の総務・給与等の管理部門業務を、今回新設する鹿児島事業所に移管。事務機能を集約し、社内の業務効率化を実現するとともに、鹿児島センターの移管したスペースにクライアント向けブースを増設、受託拡大を図る。


森 博幸 鹿児島市長(左)、丸山英毅社長(右)

 鹿児島事業所は、日本国内では、7カ所目の事業所となり、九州エリアでは福岡にある『九州事業所』に続き、2カ所目の開設となる(センター拠点数は全国で14カ所)。鹿児島市の中心市街地に新設、最寄駅となる鹿児島市電「高見馬場駅」から徒歩3分と通勤の便が良い立地。また、設備面では、誰にでも働きやすい環境となるようバリアフリー設備を充実させた。現在、鹿児島センターでは、障がいを持つスタッフも多く働いており、業務移管にあたってヒアリングを実施。さらに働きやすい環境となるよう現場の声を設備に反映した。 例えば、タイルカーペットのデザインで動線を表示、視覚障がいのあるスタッフの通行を支援したり、車いすを乗り換えるための置き場を確保したりするなど、さまざまな障がいを持つスタッフにも安心して快適に働ける環境を整えている。

主なバリアフリー設備
・車いすによる入退室の負担を減らすために、出入り口扉を引き戸で設計
・車いすでの通行、旋回を容易にするため、室内の通路幅を広く設計
・室内に車いす置き場を配置(乗り換え場所)
・カーペットの模様で、行き先までの動線を表示
・室内に気持ちを落ち着かせるスペースを配置
・各居室の用途をピクトサインで表示

■鹿児島事業所の概要
1.事業所名:鹿児島事業所
2.所在地:鹿児島県鹿児島市山之口町3-31 住友生命鹿児島ビル 7F・9F
3.事務所面積:約397平米/2フロア)
4.座席数:86席
 ※今後5年間で鹿児島事業所と既存センターを合わせて、375名の採用を予定している

2024年01月31日 18時11分 公開

2019年08月09日 10時35分 更新

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