「eセールスマネージャーRemix Cloud」に「AmiVoice」を標準実装

 ソフトブレーン(東京都中央区、豊田浩文社長)は、アドバンスト・メディア(東京都豊島区、鈴木清幸会長兼社長)の音声認識技術「AmiVoice」を活用し、営業支援システム(SFA)「eセールスマネージャーRemix Cloud」に音声入力・音声操作機能を標準で実装、2013年2月1日より提供を開始する。

 現在、多くのスマートフォンで音声操作が可能となり、検索や翻訳などさまざまな場面での活用が広まりつつある。また、操作上の負荷を減らし、デバイスをフル活用できる技術に注目が集まっている。「eセールスマネージャーRemix Cloud」は、発売当初よりモバイル端末での活用に力を入れてきた。今回、音声入力・音声操作機能を標準装備することで、営業担当者が移動中に片手でも簡単に報告業務や情報閲覧ができるようになり、さらなるユーザビリティ向上を実現できる。

 営業支援システムを活用するうえで最も重要なポイントは、営業現場での使いやすさにある。営業担当者が活動報告を確実に行うことでマネジメントに活かせるデータを蓄積することができる。しかし、入力操作の煩わしさなどから、多くの企業で営業現場での活用定着が大きな課題となっている。そこで、アドバンスト・メディアの音声認識技術「AmiVoice」を導入することにより、少しでも営業担当者の業務負荷を減らし、「eセールスマネージャーRemix Cloud」の活用を促進するため、開発に踏み切った。

 アドバンスト・メディアの音声認識技術の特長は、高速かつ高精度な音声認識を提供できることや、医薬品メーカー向け・金融機関向けなど、幅広い適用分野の専用辞書が利用可能で、企業ごとにカスタマイズできる辞書登録にある。企業特有の単語や言い回しなどを細かく設定し、正しい音声認識を可能とする。どんな業種、業界でも対応できる柔軟性が「e セールスマネージャーRemix Cloud」とマッチし相乗効果を生み出すとしている。価格は、「eセールスマネージャーRemix Cloud」、6000円/月/ユーザー、オンプレミス版は1ライセンスあたり6万円から。音声機能ライセンスは、500円/月/ユーザー

■「eセールスマネージャーRemix Cloud」の音声認識機能の特長
・音声操作により、いつでもどこでも素早く簡単に、目的の画面に遷移することができる
・音声だけで目的の情報を検索することができる
・営業報告や日報などの文章を音声入力することができる
・音声辞書登録により、業種・業界を選ばず言葉を認識することができる

■音声入力・操作イメージ(クリックで拡大)

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年01月31日 11時29分 更新

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