オウケイウェイヴ、スマートスピーカー向けの音声Q&Aアプリを順次提供

  国内最大級のQ&Aサイト「OKWAVE」を運営するオウケイウェイヴ(東京都渋谷区、兼元謙任社長)は、同社のAI(人工知能)技術である『AI Knowledge Voice』APIを活用した音声Q&Aアプリを開発。同アプリを用いてスマートスピーカー(AIスピーカー)にて音声でQ&AができるAIサービスを順次展開する。

 今回、同社が開発した音声Q&Aアプリは、Q&Aサイト「OKWAVE」上に蓄積された3600万件以上の多種多様なQ&Aデータベースを学習した独自開発のAI「KONAN」をベースとしている。そこに聞き返しや感情を読み取りながら最適な回答を返すことができる対話型AIエージェントサービス「OKBIZ. AI Knowledge」をAPI化した『AI Knowledge Voice』を活用、「Google Home」や「Amazon Echo」(音声サービスAlexa)など、各社のスマートスピーカーの音声認識機能と併用することで日常会話の感覚で利用できるように最適化した。『AI Knowledge Voice』APIならではの特長として、「OKBIZ. AI Knowledge」と同様に、言葉の意味を捉えながら情報を探す機能、対話者の感性を読み取った返答や対話内容を機械学習し、状況に最適な振る舞いを選択するなど、さまざまな機能を有している。

 また、『AI Knowledge Voice』APIでは、従来から備え持つ「OKWAVE」上の学習データのみならず、企業に蓄積された問い合わせ対応履歴やFAQなどのQ&Aデータを追加学習させることで、その企業独自の質問にも最適な回答を返すことができる。今後、同社では、スマートスピーカーが自社の商品やサービスについての質問に回答するといった、同アプリを活用した法人向けサービスへの展開も検討している。

まずは第1弾として「Google Home」用の音声Q&Aアプリ(試用版)の提供を2018年3月中旬より開始する予定。

サービス概要

2024年01月31日 18時11分 公開

2018年02月15日 17時33分 更新

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