日立情報通信エンジニアリング、多言語対応音声認識システム発売開始

日立情報通信エンジニアリング(神奈川県横浜市、岩崎秀彦社長)は、音声認識システム「Recware/SA」は多言語対応し、12月15日から販売開始する。

同製品は、グルーバルで多くの実績を持つニュアンス・コミュニケーションズの「Nuance Transcription Engine」を音声認識エンジンとして採用した。

具体的には、英語対応オペレータの業務効率化支援として、通話内容をリアルタイムでテキスト化。英語が多少聞き取れない場合でも、テキストを確認しながら応対することができる。さらに、応対中の回答補助として、関連するFAQや詳細説明へのリンクを自動表示し、オペレータはポップアップ画面を見ながら応対できる。また、一般的な辞書にない商品名称や専門用語などは、テキスト形式で容易にユーザー辞書に登録することができ、認識精度を向上することが可能だ。

近年、需要が増加する一方で、外国語対応のコンタクトセンターが少ないのが現状。担当者でも、商品に対する知識や応対能力などスキルが求められるため、採用は容易ではない。同製品でそうした課題解消を訴求する。

20席構成の場合で580万円(通話録音システムが別途必要。ハードウエア、一時費用、保守料金も別途)

音声活用ソリューションの紹介動画はこちら。

2024年01月31日 18時11分 公開

2017年12月12日 13時07分 更新

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