ハンモック、FAX受注ソフト「AnyForm FAX CTI」販売開始

 法人向けパッケージソフトウエアベンダーのハンモック(東京都新宿区、若山正美社長)は、このほどFAX受注業務をペーパーレス化するソフトウエア「AnyForm FAX CTI」販売開始した。
 新製品は、FAXで受信した注文書を画像化しディスプレイに表示させるため、納期回答処理といった従来、手作業で行っていた業務をPC上で完結できる。OCRが活用できない帳票に対する入力処理の支援や、FAX注文書の一元管理により、受注業務に関する問い合わせ対応を効率化させるとしている。先行販売されている取引先帳票対応OCRソフト「AnyForm OCR」と併用することで、帳票のレイアウト形式を問わず受注入力業務の省力化を行えるという。

 主な機能は、以下の通り。
【入力支援】
・自動振り分け :FAX送信元のナンバーディスプレイ情報をキーにオペレーターグループに自動振り分け
・アノテーション :テキスト入力機能やスタンプ機能などを利用し、必要な情報をFAX画像に保存
・ガイド表示 :入力情報を画像として管理。熟練オペレーターのナレッジを共有
【FAX返信】
・自動FAX返信 :FAX受信時に指定したFAX番号宛に、到着確認FAXを自動送信
・手動FAX返信 :アノテーション機能にて追加した情報(納期回答など)をPCよりFAX送信
【管理/検索】
・送受信FAX:送受信ログ(時間、会社名、FAX番号など)と画像ファイルを紐づけて管理
・ステータス管理 :2つのステータス情報で管理。業務に併せて柔軟な管理が可能

 導入費用は、155万円~。FAX送受信処理を行うには、別途FAXサーバー「RightFax」が必要となる。


2024年01月31日 18時11分 公開

2017年11月29日 11時50分 更新

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