TMJ、業務改善の知見を活した「RPAサービス」を提供開始

 コールセンター/バックオフィスの構築・運営を行うベネッセグループのTMJ(東京都新宿区、丸山英毅社長)は、ロボティック・プロセス・オートメーション(以下、RPA)の2つのサービス、「RPAインテグレーションサービス」と「RPA PoC サービス」を、2017年9月中旬より提供開始する。

 同サービスは、自動化するべき業務、人が担うべき業務を正確に選別し、どこにRPAを導入すれば最大限の効率性/費用対効果を発揮できるかの業務分析とフロー設計を提供。クライアントの“業務の自動化”を全面支援する。

■サービスの開発経緯と特長
 昨今、政府が推し進める「働き方改革」を受け、ホワイトカラー業務の効率化・自動化への市場ニーズが高まるなか、同社では改善活動の一貫として以前よりさまざまな業務でRPAを活用、運用ノウハウを構築してきた。そこで、これまでのRPA活用の経験とBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)業務で培った業務設計力やコスト削減を厳しく見られるアウトソーサーならではのノウハウを体系化。より広く導入できるサービスとしてRPAを提供する。

 “人がやるべき仕事”と“自動化すべき仕事”を的確に選定、最適な業務フロー設計を提供することで、「何の業務を自動化するべきか」「既に導入しているが効果がでない」「活用領域を拡大したい」など、さまざまなクライアント課題を解決していく方針。

■サービスラインアップ
クライアントニーズにあわせた2つのサービスラインアップを用意。いずれも業務設計から関与し、想定効果を算定のうえ、導入検討できるようになっている。

●RPAインテグレーションサービス
・RPAの導入支援/運用代行を包括したサービス
・パフォーマンス状況に即した自動化設定チューニングと、定期的な業務フロー設計見直しを提供
・初期費用:100万円~、運用費:2万円/月~

●RPA PoC サービス
・RPAの導入トライアルサービス
・業務選定の段階におけるPoC(Proof of Concept=実効性検証)がトライアルできる
・2カ月間のスポット対応で、価格は一式:20万円~

 

2024年01月31日 18時11分 公開

2017年08月25日 14時55分 更新

その他の新着記事

  • スーパーバナー(リンク1)

購読のご案内

月刊コールセンタージャパン

定期購読お申込み バックナンバー購入